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ある意味運命の分岐点になってしまう?BCPの必要性【最終回】

こんにちは、SACCEED CONSULTINGです。

ずっとBCP、BCPと、しつこいぐらいお伝えしております。


なぜBCPか?

それは不確実性の多い現実の中、何かあった時に企業を守る(社会的信頼)、そして従業員を守るためというのが私の意見です。


会社は「人」がいるから動いていきます。


会社があるから、従業員が生活できます。

従業員がいるから、会社が存続します。


従業員は会社で働いているから、家族を養う、趣味、自己研鑽など、生活を行うことができます。

生活を行うためには、会社(仕事)がないとできません。


会社を存続させるには、お客様がいないと成り立ちません。

会社を存続させるには、仕入れなどをしないといけません。

会社を存続させるには、給与や仕入れに対する支払をしないといけません。


どれが先かという議論より、全てがつながっており、どこかが切れてしまうと、

うまく回らなくなります。


BCPは何か生じた際の行動、つまり、被害を最小化するためのものです。

100%防ぐことはできませんが、それを少しでも多く防ぐためです。


そしてもう一つ重要な要素として、企業としての社会的責任という観点から、大切であると考えます。

つまり、取引先などとの信頼を失わないようにすることです。

私はこれに、従業員と会社との信頼関係もあると思います。


このように物理的にどのように動くかというところと、

見えない部分を守るために、大変重要になってきます。


下記ブログにおいて、介護事業者のBCP策定が義務化されているということをお伝えしました。


信頼を失わないために、できる時に作っておくことが必要かと考えます。


BCPと言えば、防災のため、

災害対応のためということがよく言われています。

確かにその通りですが、広い視野に立つと、リスク管理の一環であることはお分かりになるかと思います。

また、事業を継続させるためには、災害への備えという頭は必要ですが、

メインの売上先が倒産したなどのようなケースも、リスクであると考えています。


そこで、他のブログなどでも紹介しておりますが、経営革新計画(実現性の分部で承認はとれない可能性があるが)の考え方を活用して、その時に備えて、新たな事業=新たな顧客の創造の準備も大切かなと。

自社がやる理由、自社ならばすぐにできることなどを準備しておくことも必要かと考えています。


BCP、経営革新など、性質が異なるので、別々に考えがちですが、

一つ一つを個別に考えるのではなく、

一つの流れで考えることが大切です。


攻めの物も守りの道具として、

守りの物も攻めの道具として

考え、将来的に大切な、攻めの投資であることを考えていくことが必要かと思います。




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